【作家名】内藤謙一 【作品名】大江天主堂

【作家名】内藤謙一 【作品名】大江天主堂

●画家名:内藤謙一 ●作品名:大江天主堂 ●絵のサイズ:W52×H33,5cm ●額装サイズ:W70,5×H55cm ●絵画の技法:水彩画 ●サイン:作家直筆サインと落款 内藤謙一さんが水彩画の絵画で描いた熊本の天草の絵・「大江天主堂」は熊本県天草市天草町大江にあるロマネスク様式の白亜の教会です。

この大江天主堂には様々な歴史が刻み込まれています。

天草のキリスト教は、聖フランシスコ・ザビエルが日本にキリスト教を伝えてから17年経った1566年に、当時の志岐(現、苓北町)の領主・志岐鎮経【しきしげつね】の招きによってポルトガル人の医師で修道士のルイス・デ・アルメイダ氏によって伝道されました。

その後、信仰は伝承され、明治25年に着任したフランス人のガルニエ神父が私財を投じて昭和8年に完成させた教会が現在の大江天主堂です。

この大江天主堂とガルニエ神父は、日本文学史上にとてもゆかりが深いことで知られています。

ガルニエ神父が大江天主堂に着任して16年目の夏"五人づれ"の青年たちが神父を訪れました。

明治40年 (1907年)にキリシタン遺跡探訪の旅に東京から夜行列車に乗り込んだ五人の青年たちがここを訪れ、その旅行記・「五足の靴」が東京の新聞に掲載されました。

その五人の若者こそが後の日本の文豪・与謝野鉄幹をはじめとする北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里でした。

ここを訪れ、異国の地で布教を熱心に続けるガルニエ神父との語らいは、この五人の若者たちに大きな影響を与えたことはまぎれもありません。

なかでも日本を代表する詩人・北原白秋は、この経験が大きく影響された処女作・「邪宗門【じゃしゅうもん】」を明治43年に発表しています。

僕は残念ながらこの歴史ある教会にまだ足を運んだことがありません。

熊本市内から車で2時間半程の距離なので機会があったらドライブを兼ねてこの教会を訪れてみたいと思っています。

内藤謙一さんが水彩画の絵画で描いた熊本の天草の絵・「大江天主堂」をぜひご自宅のインテリアやプレゼントの絵としてご購入ください。



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